ギザのピラミッド観光を2日で回るなら、1日目にサッカラ・メンフィス・ダハシュール、2日目にギザ三大ピラミッドと大エジプト博物館を組むと流れが作りやすいです。個人で回れるか、ガイドやドライバーが必要か、ピラミッドビューのホテルを選ぶべきかまで整理します。
先に結論:ギザだけなら半日、サッカラまで入れるなら2日あると安心
初めてのエジプトで「ピラミッドを見た」と満足したいなら、ギザ三大ピラミッドだけで終わらせず、サッカラやダハシュールまで足を伸ばすと印象がかなり変わります。
- 時間が半日:ギザ三大ピラミッド+スフィンクスに集中
- 時間が1日:ギザ三大ピラミッド+大エジプト博物館
- 時間が2日:サッカラ・メンフィス・ダハシュールも追加
- 初回の宿:朝夕の景色を楽しめるピラミッドビュー宿が満足度高め
エジプト旅行のハイライトといえば、やはりピラミッド。この記事では、エジプト個人旅行6日間のうちカイロ・ギザでピラミッドを巡った2日間をもとに、見どころの順番、移動手段、ホテル選びまでまとめます。
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「ギザの三大ピラミッドだけ見ればいい」と思っていませんか。実はカイロ近郊にはサッカラの階段ピラミッドやダハシュールのピラミッドなど、ギザに負けない見どころが点在しています。ピラミッドは「進化の過程」を追って巡ると何倍も面白いので、この記事では初めて行く人が迷いやすい回り方も含めて紹介します。
📌 この記事でわかること
- ギザ三大ピラミッド・GEM・サッカラをどう組むか
- 個人で回れる場所と、ガイド・ドライバーを頼みたい場所
- ピラミッド観光の所要時間・注意点
- ピラミッドビューのホテルを選ぶときのチェックポイント
- 現地グルメ「コシャリ」とカイロ関連記事への回り方
航空券・ビザ・両替など旅の準備と総費用は、別記事「エジプト個人旅行 準備・費用ガイド」にまとめています。あわせてどうぞ。

ギザ観光は何日必要?
ギザの三大ピラミッドだけなら半日でも見られます。ただ、サッカラ・メンフィス・ダハシュール、大エジプト博物館まで入れるなら、1泊2日で考える方が満足度は高いです。
半日
三大ピラミッドとスフィンクスだけ。時間がない人向け。
1日
三大ピラミッド+大エジプト博物館。王道の組み方。
2日
サッカラ・メンフィス・ダハシュールまで追加。歴史好き向け。
個人的には、初めてでも2日使えるなら「1日目にサッカラ方面、2日目にギザ三大ピラミッドとGEM」がいちばん流れを理解しやすいと感じました。
個人で回れる?ガイド・ドライバーは必要?
ギザ三大ピラミッド周辺はUberやタクシーで行きやすく、個人でも観光できます。一方で、サッカラ・メンフィス・ダハシュールは距離があり、複数スポットを効率よく回るならガイドやドライバーを頼む方が楽です。
- ギザ三大ピラミッド:個人でも回りやすい。ただし客引き・ラクダ・馬車の料金交渉に注意
- 大エジプト博物館:ギザ観光と組み合わせやすい。展示をじっくり見るなら時間を多めに
- サッカラ方面:移動距離があるため、ドライバーやガイド手配がおすすめ
- 暑い時期:昼の移動で消耗しやすいので、朝早めに動く方が安心
DAY1:砂漠のピラミッドを巡る(サッカラ・メンフィス・ダハシュール)
カイロに着いた初日の午後は、いきなりギザではなくカイロ南郊の3か所へ。ここはツアーでも省略されがちですが、ピラミッドの歴史を理解するうえで外せないエリアです。移動と解説のために現地ガイドを1日お願いしました(ガイド料1,200EGP)。
サッカラ:人類最古の「階段ピラミッド」
最初に訪れたのはサッカラ。ここにあるジェセル王の階段ピラミッドは、紀元前27世紀ごろに造られた人類最古の石造ピラミッドです。ギザのような四角錐ではなく、6段の階段状。「ピラミッドはこの形から始まった」と知ると、後で見るギザの完成形がより感慨深くなります。

複合体の入口には、いまも美しい列柱回廊が残っています。サッカラ・ピラミッド群の入場料は650EGP。

周辺の貴族の墓には、4000年以上前とは思えないほど鮮やかな彩色レリーフが残っていて驚きます。狭い墓の内部に入ると、ひんやりした空気とともに古代の暮らしが描かれた壁が現れます。



メンフィス:古代エジプト最初の都
続いて訪れたメンフィスは、古代エジプトが統一されたころの首都。いまは博物館(入場料200EGP)と野外展示が中心ですが、目玉は建物内に横たわる巨大なラムセス2世の像。全長10メートル超の石像を2階の回廊から見下ろせます。




ダハシュール:観光客の少ない穴場ピラミッド
初日の締めはダハシュール。屈折ピラミッドと赤いピラミッドがあり、ギザに比べて観光客がぐっと少ないのが魅力です。広い砂漠にぽつんと立つピラミッドを、ほぼ独り占めで眺められます。



ダハシュールのピラミッドは内部に入ることもできます。腰をかがめないと通れない細く急な通路を下りていくと、空気がひんやり。ピラミッドの「中身」を体感できる貴重な体験でした。

ギザのホテルは「ピラミッドビュー」で選ぶ
ギザ周辺には、屋上テラスからピラミッドを一望できるピラミッドビューのホテルが数多くあります。今回泊まったホテルも屋上から三大ピラミッドが見え、朝食をとりながらの絶景は忘れられません。



ギザのホテルは1泊数千円のリーズナブルな宿でも、屋上ピラミッドビューを備えているところが多いです。せっかくなら「屋上からピラミッドが見えるか」を予約時に必ずチェックすることをおすすめします。
ピラミッドビュー宿を選ぶときのチェック
- 屋上テラスからピラミッドが見えるか
- 朝食会場が屋上または眺望のよい場所か
- 夜到着でもホテルまで行きやすい立地か
- 口コミで「眺望」「清潔感」「送迎」の評価を確認する
ギザのホテルを探す
ピラミッドビュー宿は景色で満足度が大きく変わります。予約前に眺望と屋上テラスの有無を確認しておくのがおすすめです。
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DAY2:ギザ三大ピラミッドへ

2日目はいよいよ本命、ギザの三大ピラミッド。暑さを避けるため朝8時の開門と同時に入場しました。入場料は700EGP。




クフ王・カフラー王・メンカウラー王の3基が並ぶ姿は圧巻。特にカフラー王のピラミッドは、頂上に当時の化粧石(外装の石)が残っていて、建造当時はツルツルに輝いていたことが想像できます。



近づいて驚くのは、石ひとつひとつの大きさ。1個が人の背丈ほどある巨石が積み上げられていて、写真で見るのとは迫力が段違いです。




クフ王の大ピラミッド内部へ
ギザでぜひ体験したいのが、ピラミッド内部への入場。クフ王の大ピラミッド内部に入るには別途チケットが必要で、料金は1,500EGP(メンカウラー王のピラミッドは280EGP)。


内部はとにかく蒸し暑く、急な通路を進みます。圧巻なのが「大回廊」。天井の高い荘厳な傾斜通路で、4500年前にこの空間を造った技術に鳥肌が立ちます。


最奥にあるのが玄室(王の間)。中央に花崗岩の石棺がぽつんと置かれているだけの簡素な空間ですが、その静けさに歴史の重みを感じます。



・夏は午前中が勝負。8時の開門と同時の入場がおすすめ
・ラクダ・馬車は乗る前に必ず料金を確認(料金表は1時間500EGP〜)
・ピラミッド内部は冷房なし。水とハンカチは必須
・「写真撮ろうか?」の声かけはチップ前提。不要ならはっきり断る



ギザ名物グルメ「コシャリ」を食べる
ピラミッド観光のあとは、エジプトの国民食コシャリを。米・パスタ・マカロニ・豆をトマトソースで和えた炭水化物の塊で、揚げたタマネギの食感がアクセント。日本人の口に合う味で、しかも安い。



このときは宿泊ホテルの屋上で、ピラミッドを眺めながらコシャリをいただきました。観光の合間に食べるなら、専門店「Koshary Abou Tarek」などカイロ市内の有名店もおすすめです。
大エジプト博物館(GEM)——世界最大級のエジプト専門博物館
ギザのピラミッドからほど近い場所に、近年開館した大エジプト博物館(Grand Egyptian Museum、通称GEM)。約10万点を収蔵する世界最大級のエジプト専門博物館で、ピラミッド観光とセットで訪れたい場所です。入場料は1,270EGP。


まず驚くのは建物そのもの。ピラミッドを思わせる三角形のモチーフを多用したモダンな建築で、外観を眺めるだけでも価値があります。

館内に入ってまず出迎えてくれるのが、アトリウムにそびえるラムセス2世の巨像。高さ約11メートルの石像が吹き抜けの中心に立つ姿は、GEMのシンボルともいえる光景です。

そしてもうひとつのハイライトが大階段(グランドステアケース)。両脇に巨大な石像やオベリスクが並び、上りながら古代エジプトの世界に引き込まれていきます。階段の先のガラス窓からはギザのピラミッドが見える、心憎い設計です。


展示も圧巻のひとこと。彩色画、厨子(ずし)、副葬用のシャブティ人形、金箔の棺など、保存状態のよい品々がゆったりと並びます。最新の博物館だけあって展示の見せ方も洗練されていて、暑い屋外観光のあとに涼みながらじっくり鑑賞できるのもありがたいところ。




ピラミッドという「外側」を見たあとに、GEMで「中身」だった副葬品や石像を見る——この順番で巡ると、古代エジプト文明への理解がぐっと深まります。半日はしっかり確保して訪れるのがおすすめです。
現地で役立つアラビア語フレーズ集(スマホの待ち受けに)
エジプトでは英語が通じる場面も多いですが、カタコトでもアラビア語を返すと一気に距離が縮まり、値段交渉もスムーズになります。よく使うフレーズとアラビア数字を1枚にまとめてスマホの待ち受けにしておくと、屋台やタクシーでサッと見せられて便利です。保存して自由に使ってください。

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この旅はエジプトひとり旅の体験談ですが、にちじょうくんはほかにも複数国でひとり旅をしています。8ヶ国を難易度別に比較したハブ記事はこちら。
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ギザ周辺は見どころが多いぶん、現地で行き当たりばったりにすると移動や客引きで疲れやすいです。出発前に最低限だけ決めておくと、ピラミッド観光に集中できます。
- 宿泊:ギザ泊かカイロ市内泊か。ピラミッドビューを重視するか
- 移動:ギザだけならUber中心、サッカラ方面はドライバー手配を検討
- 日程:GEMを入れるなら半日分の余裕を確保
- 通信:Uberと地図用にeSIMまたは現地SIMを用意
- 現金:チップ・飲み物・小さな支払い用に小額紙幣を準備
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エジプトのギザのピラミッド観光中、現地で地図を開ける安心感は何物にも替えがたい。事前にeSIM契約で安心を確保しましょう。
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まとめ:カイロ近郊はピラミッドの宝庫
ギザの三大ピラミッドはもちろん圧巻ですが、サッカラの階段ピラミッドやダハシュールの穴場ピラミッドまで足を伸ばすと、エジプト旅行の満足度は何倍にもなります。ピラミッドの「進化」をたどる巡り方は、個人手配だからこそ自由に組めるルートです。
ギザの三大ピラミッドに、サッカラ・ダハシュールの穴場ピラミッド、そして大エジプト博物館——ピラミッド地帯だけでも丸1〜2日は楽しめます。宿はピラミッドビュー、移動はUberとドライバー手配を使い分けると、初めてでもかなり動きやすくなります。カイロ市内の博物館・市場めぐりは「カイロ市内観光ガイド」、ルクソールの王家の谷・神殿は「ルクソール観光」で紹介しています。
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