ハノイで1泊してから、カンボジアのシェムリアップとプノンペンを8日間で巡るモデルコースです。アンコール遺跡だけでなく首都プノンペンも見たい人向けに、実際に組んだ2026年シルバーウィークの日程を基にまとめました。
結論からいうと、8日間あれば2都市を回れます。ただし、飛行機と都市間バスで移動に使う日が多いため、観光を詰め込む日と余白を残す日を分けることが大切です。帰路の韓国では入国せず、空港内で乗り継ぎます。
旅程の全体像
成田 → ハノイで1泊・半日観光 → シェムリアップでアンコール遺跡 → 陸路でプノンペン → 韓国では入国せず空港内乗り継ぎ → 成田へ戻る計画です。

カンボジア8日間のモデルコース
| 日 | 宿泊・移動 | 主な予定 |
|---|---|---|
| 9月21日 | 成田→ハノイ | 夕方出発、ハノイ泊 |
| 9月22日 | ハノイ→シェムリアップ | 午前から昼までハノイ観光 |
| 9月23日 | シェムリアップ | アンコール遺跡を終日観光 |
| 9月24日 | シェムリアップ→プノンペン | 博物館見学後、夕方から陸路移動 |
| 9月25日 | プノンペン | 国立博物館、王宮、トゥールスレン、ナイトマーケット |
| 9月26日 | プノンペン→空港 | 市内観光後、深夜便へ |
| 9月27日 | 韓国で乗り継ぎ | 韓国へは入国せず、空港内で乗り継ぎ |
| 9月28日 | 韓国→成田 | 午前に帰国予定 |

この日程のポイント
ホテルに泊まるのはハノイ1泊、シェムリアップ2泊、プノンペン2泊。残りは深夜便と乗り継ぎを含む移動です。8日間すべてを観光日に数えないことが、無理のない計画にするコツです。
日ごとの回り方と無理をしないポイント
1日目:成田からハノイへ移動
夕方に成田を出発し、夜にハノイへ到着する移動日です。到着後は市内ホテルへ向かい、翌朝から動けるよう早めに休みます。夜景や食事へ出る場合も、翌日の国際線に響かない範囲に抑えます。
2日目:ハノイ半日観光後にシェムリアップへ
午前から昼までハノイを観光し、午後の便でシェムリアップへ移動します。この日は観光地の数より、ホテルを出る時刻と空港へ戻る時刻を先に決めるのが安全です。詳しい逆算方法はハノイ乗り継ぎで一泊・半日観光する時の注意点にまとめています。
3日目:アンコール遺跡を終日観光
この旅程で最も観光時間を確保しやすい日です。朝から遺跡を回る前提にし、雨や暑さで疲れた場合に備えて、夕方以降は予定を固定しません。9月は雨季のため、滑りにくい靴と濡れても困らない小さなバッグを用意します。
4日目:シェムリアップ観光後、プノンペンへ陸路移動
午前は博物館など屋内を中心にし、夕方から都市間バスでプノンペンへ向かいます。所要時間は約5〜7時間が目安ですが、雨や道路状況で遅れる可能性があります。到着後はホテルへ直行できるよう、降車場所からの移動手段を先に決めておきます。
5日目:プノンペン市内を一日観光
国立博物館、王宮、トゥールスレン博物館を回り、余力があれば夜にナイトマーケットへ向かいます。すべてを必須にせず、雨や疲労が強い場合はナイトマーケットを削る組み方にします。重い歴史を扱う施設もあるため、見学後に休める時間も必要です。
6日目:出発時刻から逆算してプノンペン観光
深夜便の日は、最後まで観光を詰め込まず、荷物の受け取りと空港移動を優先します。ホテルのレイトチェックアウトや荷物預かりを確認し、シャワーや着替えが必要なら、その時間も予定に含めます。
7〜8日目:韓国で空港内乗り継ぎ後、成田へ
韓国には入国せず、空港内の乗り継ぎ案内に従います。乗り継ぎ時間が長くても、到着便の遅延や搭乗口の移動を考え、空港外へ出ない計画です。
出発前の入国手続き|この旅程で必要なもの
制度情報の確認日:2026年9月16日
渡航条件は変わることがあります。出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。
| 場所 | 今回の準備 | 注意点 |
|---|---|---|
| ベトナム・ハノイ | 日本の一般旅券で45日以内の観光は査証免除 | 今回到着するノイバイ空港(HAN)は、現時点でオンラインの到着前申告(PAI)の対象外。旅券の残存期間6か月以上と出国用航空券を確認 |
| カンボジア | e-Visaとe-Arrivalを別々に準備 | e-Visaは審査の目安が3営業日。e-Arrivalは到着7日前から無料登録でき、ビザの代わりにはならない |
| カンボジア入国後 | v-Passを保存 | 入国審査後に発行される滞在資格の記録。別途、事前申請するものではない |
| 韓国 | 空港内で乗り継ぎ | 今回は韓国へ入国せず、乗り継ぎ動線に従う |
カンボジア側の手続きは、e-Arrival・e-Visa・v-Passの違いをまとめた記事で画面の流れと一緒に詳しく説明しています。
公式確認先:在ベトナム日本国大使館「ベトナム出入国情報」、在カンボジア日本国大使館「カンボジアへの入国に際して」、Cambodia e-Arrival公式
出発前に確認したい4つの準備
この日程で余裕が少ない3か所
- ハノイ観光後の空港移動:市内へ戻る時間ではなく、国際線の空港到着時刻から逆算します。
- シェムリアップからの夜移動:雨季の遅延を考え、プノンペン到着後に食事やマッサージを予約しません。
- 帰国日の空港移動:航空券に記載された空港コードと出発ターミナルを確認し、荷物受け取り後の移動時間も確保します。
遅れた時に削る順番
夜市・マッサージなど当日でも調整しやすい予定 → 屋内観光の順に減らします。国際線の空港移動と、別都市へ移るバスは削らず、余白を守ります。
航空券・ホテル・バスを予約する順番
- 日本発着の国際線:旅行日数とカンボジアからの帰国便を確定します。
- ハノイからシェムリアップの航空券:半日観光できる出発時刻か確認します。
- 5泊分のホテル:ハノイ1泊、シェムリアップ2泊、プノンペン2泊を予約します。
- シェムリアップからプノンペンのバス:乗り場と降車場所、到着予定時刻を確認します。
- 空港送迎・現地ツアー:便とホテルが確定してから必要な分だけ予約します。
ホテルは最安値だけで選ばず、夜到着時に迷いにくい場所か、バスの降車場所から移動しやすいかも確認します。変更可能なプランを選べるなら、天候や交通の変化にも対応しやすくなります。
旅行前にスマートフォンへ保存するもの
- 航空券、ホテル、都市間移動の予約
- e-Visaの承認書PDFと領収書、e-ArrivalのQRコード、入国後に発行されるv-Pass
- ホテル名と住所の英語・現地語表記
- ハノイ、シェムリアップ、プノンペンのオフライン地図
- eSIMの設定手順とサポート連絡先
通信準備は海外旅行向けeSIMの比較、通信できない場合はeSIMがつながらない時の確認順、地図はGoogleマップのオフライン保存方法で確認します。
カンボジア8日間モデルコースのよくある疑問
8日間でシェムリアップとプノンペンの両方を回れる?
回れます。ただし、シェムリアップからプノンペンへの移動で半日ほど使います。遺跡を何日もじっくり見たい場合は、プノンペンを外すか旅行日数を延ばす方が向いています。
ハノイ半日観光を入れない方が楽?
移動の負担だけを減らすなら、空港周辺で休む方が楽です。一方、ハノイに一泊する旅程なら、翌日の国際線に十分な余裕を残せる範囲で半日観光を組み込めます。
この日程は初めてのカンボジア旅行でも使える?
アンコール遺跡とプノンペンの両方を見たい人には使いやすい一方、移動回数は多めです。初めての海外個人旅行で移動が不安なら、ハノイ観光を減らすか、カンボジアを1都市に絞ると余裕が生まれます。
このモデルコースを自分の旅行に当てはめる時の確認事項
- 航空便と都市間バスの発着時刻が最新か
- 観光施設の休館日と入場時間が日程に合うか
- 雨や渋滞で遅れた時に削れる予定があるか
- e-Visaの承認、e-Arrivalの登録時期、パスポート残存期間を確認したか
- ホテル、交通、食事を含めた予算に余裕があるか
- 夜到着後のホテル移動とチェックイン方法を決めたか
まとめ:8日間でも移動日は予定を詰めすぎない
8日間でハノイ、シェムリアップ、プノンペンを巡る鍵は、観光地を増やすことではなく移動日の余白を守ることです。ハノイでは空港へ戻る時刻、都市間バスでは降車後のホテル移動、帰国日は空港到着時刻を先に決めます。
アンコール遺跡とプノンペンの両方を見たい人には、この5泊・移動2夜の組み方が一つの目安になります。雨や遅延があれば夜市などを削り、国際線と都市間移動に必要な時間は残してください。
