初めてのソウルひとり旅で3泊4日をどう回るか迷う人向けに、明洞を拠点にした実際の順番をまとめます。到着日と帰国日を除くと、まとまって動けるのは約2日。景福宮・韓屋村・南大門・広蔵市場・買い物を詰め込みすぎず回る方法、実費、出発前の確認事項が分かります。
先に結論:明洞3泊なら、観光2日を南北に分けやすい
3泊4日は「4日間すべて観光」ではありません。夕方着・午前帰国なら、自由に使えるのは実質2日ほどです。明洞に連泊し、2日目を景福宮・北村・益善洞、3日目を南大門・広蔵市場・買い物に分けると、宿の移動なしで回れました。
- 宿泊:明洞は市場・買い物・地下鉄移動をまとめたい初訪問向き
- 日程:観光地を追加するより、午前・午後に各1エリアが疲れにくい
- 移動:地下鉄中心。到着日の空港からホテルまでを日本で確認
- 準備:入国条件、通信、交通カード、帰国日の空港移動を先に整理
「初めての海外ひとり旅で、遠距離はまだ不安」という人にソウルは検討しやすい行き先です。筆者が利用した成田―仁川便は約2時間25分、時差はなく、主要エリアは地下鉄で結ばれています。2023年夏に明洞3泊でソウルをひとり旅した行程を、初訪問でも再現しやすい形に整理しました。
宮殿・韓屋村・2つの市場・グルメ・スパ・買い物を、どの日に組み合わせたかを紹介します。航空券やホテルの金額は2023年の筆者実費として残し、2026年時点で変わる入国準備は公式情報と分けて記載します。
2023年8月のソウルひとり旅(3泊4日)の記録です。当時の写真を紛失したため、本文中のイラストは記憶を元に水彩風で再現しています。行程は当時のスケジュールメモを参照しています。

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ソウル3泊4日 モデルコース(実際の行程)
実際にまわった行程がこちら。明洞のホテルを拠点に、地下鉄とバスで移動しました。詰め込みすぎず、午後はスパやカフェでゆっくり——というのが今回のテーマです。
DAY1|到着日
仁川着→市内へ。明洞のホテル周辺で夕食と短い街歩き。
DAY2|北側
景福宮→北村韓屋村→益善洞。午後はスパで休憩。
DAY3|市場
南大門→広蔵市場。カフェを挟み、明洞で買い物。
DAY4|帰国日
便に合わせて空港へ。荷造りと経路確認は前夜までに。
ポイントは、DAY2を宮殿・韓屋エリア、DAY3を市場・買い物エリアに分けること。到着日と帰国日に遠い観光地を入れない方が、遅延や荷物の影響を受けにくくなります。
費用は3泊4日で約13.7万円(航空券・宿泊は実額)
筆者の場合は、LCC往復+明洞のホテル3泊+食事・観光・買い物を含めて約13.7万円でした。内訳はジンエアー往復55,350円(2023年7月予約・燃油込み)と明洞のホテル3泊23,227円(Booking.com)で、航空券と宿が約8万円です。これは現在の相場ではなく、同じ旅程を考えるための実費例です。
3泊4日で実際にかかった費用の目安
ジンエアー往復 55,350円
明洞3泊 23,227円
市場グルメ、地下鉄、入場料など
コスメ・お土産は別枠で調整
実費ベースでは総額約13.7万円。航空券とホテルを早めに押さえると、残りの予算を食事や買い物に回しやすくなります。
航空券とホテルは、曜日・連休・予約時期・荷物条件で大きく変わります。総額だけで比べず、航空券は受託手荷物、ホテルは税・キャンセル条件までそろえて同じ日程で比較してください。買い物代を別枠にすると、食事や交通の予算が見えやすくなります。
初ソウルはどこに泊まる?
ひとり旅で迷うのがホテルエリアです。初めてなら、夜でも食事や買い物をしやすく、地下鉄移動もしやすいエリアを選ぶと安心です。
- 明洞:初ソウル向け。買い物、屋台、空港アクセスのバランスが良い
- 乙支路:明洞より少し落ち着く。地下鉄移動を重視する人向け
- 東大門:夜の買い物や市場めぐりを重視する人向け
- 弘大:若い雰囲気とカフェ・雑貨が好きな人向け
今回のように景福宮、北村、南大門、明洞を回るなら、明洞泊はかなり動きやすい選択でした。
DAY1|夕方ソウル着、明洞泊&刀削面の夜

往復はジンエアー(Jin Air)を利用しました。2023年当時の便は成田(NRT)13:25発、仁川(ICN)15:50着で、所要約2時間25分。現在の便名・時刻とは分けて考えてください。仁川空港から空港鉄道(A'REX)でソウル駅へ出て、ホテル ミド 明洞(HOTEL MIDO)へチェックインしました。到着日は遠出せず、ホテル周辺で夕食を済ませると遅延時にも調整しやすいです。
| エリア | 明洞(中区トェゲロ周辺)/地下鉄4号線「明洞駅」徒歩圏 |
| 泊数 | 3泊(2023年8月1日〜4日) |
| 料金 | 3泊合計 23,227円(Booking.com・1泊あたり約7,700円) |
| 立地メリット | 南大門市場・コスメ街・屋台が徒歩圏。空港鉄道のソウル駅にも近く移動が楽 |
明洞エリアは清潔なビジネスホテルが多く、ひとり旅の拠点として鉄板。私はBooking.comで1泊8,000円弱の好立地ホテルを確保できました。
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初日の夕食は、なぜか韓国で 蘭州刀削面(ランジュカルミョン)。中国・蘭州式の手切り麺で、牛だしの澄んだスープにモチモチの太麺がたまりません。「韓国に来て1食目が中華麺かい」と自分でツッコミつつ、これが大当たり。夜は明洞の街をぶらぶら歩いて、屋台の湯気とネオンでソウルの空気を味わいました。
DAY2|景福宮・韓屋村めぐり&スパでリセット
2日目はソウル観光のハイライト凝縮デー。朝イチで 景福宮(キョンボックン)へ。朝鮮王朝の正宮で、勤政殿の堂々とした瓦屋根と、背後の北岳山、遠くの高層ビルのコントラストが見事。韓服を着た人が多く、写真を撮るだけで絵になります(韓服レンタルだと入場無料になる特典も)。
すぐ隣の 国立民俗博物館で韓国の暮らしの歴史をさらっと学び、そのまま 北村韓屋村(プッチョン・ハノクマウル)へ。

国立民俗博物館は景福宮の敷地内にあり、入場無料(景福宮チケットで入れます)。韓国の伝統的な暮らし・農村・冠婚葬祭などをわかりやすく展示していて、屋外には昔の家屋やチャンスン(魔除けのトーテムポール)も。サラッと見るだけでも韓国文化の背景が分かるので、宮殿とセットでの立ち寄りがおすすめです。

北村韓屋村は、伝統家屋「韓屋(ハノク)」が密集する丘の上の地区。石畳の坂道の両側に瓦屋根の家が連なり、坂の先にはソウルの街とNソウルタワーが見渡せます。レトロな街並みと現代都市が同居する、まさに「写真に撮りたくなるソウル」。住民が暮らす生活エリアなので静かに歩くのがマナーです。

続いて 益善洞韓屋村(イクソンドン)へ。こちらは古い韓屋をリノベしたカフェや雑貨店がぎゅっと詰まった、若者に大人気のエリア。電球がぶら下がる細い路地に、レトロかわいいお店が並んでいて、北村とはまた違う「ネオレトロ」な雰囲気。歩いているだけで楽しい路地でした。
午後は今回の旅の隠れた目玉、JINJU SPA でのマッサージ(15:30〜17:30)。歩き疲れた脚をしっかりほぐしてもらい、心身ともにリセット。「観光の合間にスパでだらける」これがひとり旅の最高の贅沢だと改めて実感しました。夜は南大門市場へ繰り出します。
DAY3|南大門市場&カフェでのんびり読書

3日目は 南大門市場(ナンデムン市場)へ。600年以上の歴史を持つソウル最大級の伝統市場で、衣類・雑貨・食料品の店がびっしり。屋台のホットクやトッポッキをつまみ食いしながら歩くのが楽しい。背後にそびえる南大門(崇礼門)の堂々とした姿も必見です。
広蔵市場でB級グルメをはしご

市場めぐりでもう一か所外せないのが 広蔵市場(クァンジャン市場)。ソウル最古の常設市場のひとつで、特に 食堂通り(モクチャコルモク)が有名です。狭い通路の両側に屋台がびっしり並び、プラスチックの椅子に肩を寄せ合って座り、その場で焼きたてを頬張るスタイル。
- ビンデトッ(緑豆チヂミ): 広蔵市場の名物。外はカリッ、中はもちっ。これ目当てで来る人多数
- マヤッキンパ(麻薬キンパ): 「やみつきになる」が名前の由来の小さな海苔巻き。からしダレが絶妙
- ユッケ: 新鮮な生牛肉。市場の専門店で食べられる
ひとりでもカウンターにサッと座って食べられるのが市場グルメの良いところ。地元の人に混じって屋台メシをつまむ時間が、ソウルで一番「旅してる」と感じた瞬間でした。
その後は、あえて予定を詰めずに カフェで読書タイム。スターバックスでコーヒー片手に本を読む——観光地を駆け足で回るより、こういう「現地でただ過ごす時間」がひとり旅の醍醐味です。海外のカフェでぼーっとする贅沢、ぜひ味わってほしい。
ソウルグルメ:やっぱり焼肉(サムギョプサル)は外せない

ソウルといえば サムギョプサル(豚バラ焼肉)。分厚い豚バラを自分で焼いて、サンチュに包み、サムジャン(味噌だれ)とニンニクをのせて頬張る——これぞ韓国。注文するとテーブルいっぱいに バンチャン(無料の小皿おかず)が並ぶのも嬉しいポイント。キムチ、ナムル、もやし…これだけでお腹が膨れます。
- サムギョプサル: 鉄板で焼く豚バラ。ひとりでも食べやすい店が増えた
- 蘭州刀削面: 初日に食べた手切り麺。牛だしスープが絶品
- 屋台フード: ホットク・トッポッキ・スンデ。南大門や明洞で手軽に
- カフェ文化: 韓国はカフェ天国。益善洞のレトロカフェは特におすすめ
買い物:コスメは明洞・益善洞でまとめ買い

韓国旅行の楽しみといえば K-beautyコスメ。明洞はコスメショップの激戦区で、シートマスクやスキンケア用品が日本より安く手に入ります。「1+1(1つ買うともう1つ無料)」のセールも多く、お土産にまとめ買いするのが定番。かさばらず軽いので、ひとり旅のお土産に最適です。
ひとり旅では地図、地下鉄検索、翻訳をすぐ使えることが安心につながります。eSIM対応端末か、必要なデータ量・利用日数・開通手順を日本で確認してから選んでください。
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出発前に確認するもの|K-ETA・通信・空港移動
ソウルは近くても海外旅行です。特に入国条件は旅行時期や旅券で変わるため、予約サイトの説明だけでなく公式ページを確認してください。
- 旅券・入国条件:日本国籍の一般旅券で短期観光する場合、K-ETAの一時免除は2026年12月31日まで延長。事情により異なるため出発前に公式確認
- 到着日の経路:空港からホテルまでの乗換・終電と、ホテル名・住所の韓国語表記を保存
- eSIM:対応端末、開通のタイミング、データ容量を日本で確認
- T-money:現地購入・チャージ。地下鉄とバスの移動用
- カード+少額現金:カードを基本に、市場・小さな店用の現金を分けて持つ
- 帰国日の空港移動:便の出発時刻から逆算し、前夜に荷造り
2026年8月確認:K-ETA公式の一時免除延長案内。免除期間中もK-ETAを任意申請する場合は、偽サイトを避けて公式申請ページを利用してください。
初ソウルひとり旅で気をつけたいこと
- 遅い時間は帰路を先に確認:人通りのある道とホテル最寄りの出口を地図に保存
- 1区画に予定を詰めすぎない:市場・韓屋村は歩くため、午前・午後に各1エリアが目安
- 交通カードの残高:T-moneyは地下鉄・バス用。帰国日までに不足しないよう確認
- 通信手段を二重確認:eSIMの設定画面とホテル住所はオフラインでも見られるようスクリーンショット
- カードと現金を分散:市場用の少額現金とカードを同じ場所にまとめない
出発前の持ち物は 持ち物診断ツール でチェックできます。ソウルは近場とはいえ忘れ物ゼロで行きたいですね。
海外ホテル予約 / 料金比較
海外ホテルを比較して予約する
海外ホテルはサイトによって料金・特典・キャンセル条件が大きく変わります。最低でも2〜3サイト比較するのがおすすめです。
※当サイトはバリューコマース・CJなどのアフィリエイトプログラムに参加しています。予約が発生した場合、当サイトに手数料が支払われることがあります。料金は各サイト掲載時点のもので、最新の金額はリンク先でご確認ください。
ソウル3泊4日ひとり旅のよくある質問
Q. ソウルは3泊4日で足りますか?
王道エリアを絞れば足ります。夕方着・午前帰国では自由に動けるのが約2日なので、宮殿・韓屋エリアと市場・買い物エリアを日別に分けると回りやすくなります。
Q. 初めてのひとり旅は明洞に泊まるとよいですか?
市場・買い物・地下鉄移動をまとめたい人には便利です。夜の静かさやカフェ重視なら乙支路・弘大なども候補になるため、行きたい場所と最寄り駅で選んでください。
Q. 2026年は韓国旅行にK-ETAが必要ですか?
日本国籍の一般旅券で短期観光する場合、K-ETAの一時免除は2026年12月31日まで延長されています。旅券・滞在資格・旅行時期で条件が異なるため、出発前にK-ETA公式と航空会社の案内を確認してください。
Q. 3泊4日の費用はいくらですか?
筆者は2023年に約13.7万円でしたが、現在の固定予算ではありません。航空券、ホテル、食事・交通、買い物を分け、同じ日程・荷物条件・キャンセル条件で比較すると見積もりやすくなります。
Q. ソウルでは現金が必要ですか?
カードを使える場所は多い一方、市場・屋台・交通カードのチャージなどで現金が役立つ場面があります。少額を用意し、カードと分けて持つと安心です。
まとめ:3泊4日は「2日をどう分けるか」で決まる
- 夕方着・午前帰国なら、まとまって観光できるのは約2日
- 明洞に連泊し、宮殿・韓屋の日と市場・買い物の日に分ける
- 約13.7万円は2023年の筆者実費。現在の相場とは分けて考える
- 入国条件、到着日のホテル経路、通信、帰国日の空港移動を出発前に確認
- 予定を詰めすぎず、カフェやスパの休憩時間を残す
この行程は、観光地を増やすより「近い場所を同じ日にまとめる」組み方です。宮殿・韓屋、市場・買い物という2本に絞れば、初訪問でも移動に追われにくくなります。便の時間と体力に合わせて、スパやカフェを削るのではなく余白として残してください。
