海外旅行で航空券を探していると、航空会社名が多すぎて迷います。この記事では、旅行者が目にしやすい主要航空会社を地域別に整理しました。
世界中の全航空会社を完全網羅する記事ではなく、旅行で実際に使う可能性が高い航空会社を中心にまとめています。日本発の海外旅行、現地周遊、乗継で候補にしやすい会社を地域別に見ていきます。
先に結論
初めての海外旅行なら、直行便がある航空会社か、スターアライアンス・ワンワールド・スカイチームなどの航空連合に加盟している航空会社を選ぶと、乗継やマイル面で判断しやすくなります。

まずは全体像です。画像では代表的な航空会社だけを載せています。実際に比較するときは、下の地域別一覧から候補を広げて見ていくと探しやすいです。
航空会社選びで知っておきたい基本用語
航空会社の一覧を見る前に、よく出てくる言葉を軽く押さえておくと選びやすくなります。特に海外旅行では、航空会社の種類によって運賃、荷物、乗継、マイルの考え方が変わります。
フラッグキャリアとは?
その国を代表する航空会社のことです。日本ならANAやJAL、シンガポールならシンガポール航空、カタールならカタール航空のように、国際線の主力になっている会社を指すことが多いです。なお、旅行記事では「フラッグシップ」よりも「フラッグキャリア」と呼ぶ方が自然です。
フルサービスキャリアとは?
機内食、預け荷物、座席指定、乗継サポート、マイル制度などが比較的そろっている航空会社です。運賃だけ見るとLCCより高く見えることもありますが、長距離旅行や乗継ありの旅では安心感があります。
LCCとは?
運賃を抑えやすい格安航空会社のことです。短距離旅行や荷物が少ない旅では便利ですが、預け荷物、座席指定、機内食、空港アクセスが別料金になることがあります。表示価格だけでなく、総額で比べるのが大切です。
LCCはLCC一覧、マイルや乗継の見方は航空連合一覧で詳しく整理しています。
まず結論:旅行スタイル別の航空会社の選び方
航空会社は数が多いので、最初から全社を比べようとすると迷いやすいです。旅行ブログ目線では、まず「安さ」「安心感」「マイル・乗継」のどれを重視するかで候補を絞ると選びやすくなります。
| 重視すること | 見たい航空会社 | 向いている旅行 |
|---|---|---|
| 安さ | LCC・低価格系航空会社 | 短距離、週末旅行、荷物が少ない旅行 |
| 安心感 | フルサービスキャリア | 長距離、家族旅行、乗継ありの旅行 |
| マイル・乗継 | 航空連合に加盟する航空会社 | 海外周遊、出張、マイルを貯めたい旅行 |
| 直行便 | 目的地へ直行便を持つ航空会社 | 移動時間を短くしたい旅行 |
世界の主要航空会社一覧
この一覧の方針
IATA加盟航空会社だけでも数百社ありますが、この記事では貨物専業・チャーター中心・旅行者がほぼ使わない小規模会社は除外し、日本発の海外旅行、現地周遊、乗継で候補になりやすい約96社を中心に掲載しています。LCCは別記事のLCC一覧で詳しく整理します。
表の地域名・航空会社名をクリックすると、下の地域別イメージ画像へ移動できます。
地域別に見る航空会社イメージ
文字だけだと航空会社の違いが見えにくいので、旅行者が候補にしやすい航空会社を地域別のイメージ図にまとめました。機体カラー、拠点、乗継のしやすさをざっくりつかむための補助として見てください。
※画像内の航空会社名・特徴は旅行者向けの目安です。就航路線、航空連合、運航体制は変わることがあります。予約前には必ず航空会社公式サイトや航空券比較サイトで最新条件を確認してください。
日本の航空会社

ANAとJALは、日本発の国内線・国際線を考えるときの基準になる2社です。マイルや航空連合、地方空港からの乗継まで含めて比較しやすい航空会社です。

PeachとJetstar Japanは国内・近距離アジア、ZIPAIRは成田発の中長距離で候補になりやすい低価格系の航空会社です。運賃だけでなく、荷物・座席指定・到着空港も一緒に確認したいところです。
東アジアの航空会社

韓国・台湾方面は日本から近く、直行便も乗継便も選びやすいエリアです。ソウル、台北経由で他国へ進むルートも候補になります。

香港・マカオ・北京方面は、都市旅行だけでなく中国本土や東南アジアへの乗継でも候補になります。到着空港と乗継時間を見て選ぶと失敗しにくいです。

中国本土系の航空会社は、上海、広州、海南島など到着都市によって候補が変わります。価格が安い便もありますが、乗継時間や荷物条件は予約前に確認しておきたいです。
東南アジアの航空会社

シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア方面は、都市旅行・リゾート・乗継のどれでも利用機会が多いエリアです。大手航空会社は乗継のしやすさやサービス面で選びやすいです。

バリ島、フィリピン、サムイ島、ブルネイなど、島旅や周遊旅行では地域に強い航空会社が候補になります。目的地までの最後の区間をどうつなぐかがポイントです。

東南アジアのLCCは価格重視の旅行で頼りになります。セール運賃は魅力ですが、受託手荷物、座席指定、空港の場所まで含めて総額で比べるのがおすすめです。
中東・周辺の航空会社

中東系の大手航空会社は、ヨーロッパやアフリカ方面へ行くときの乗継候補になりやすいです。日本発の直行便が高いときは、総所要時間と乗継地を比べてみる価値があります。

オマーン、サウジアラビア、バーレーン、スリランカ方面は、目的地によっては大手中東系以外の選択肢になります。運航日が限られることもあるので、日程の柔軟性も見ておきたいです。
ヨーロッパの航空会社

ロンドン、パリ、アムステルダム、マドリード方面は、ヨーロッパ旅行の入口になりやすい都市です。航空連合や欧州内乗継のしやすさも含めて比較すると選びやすいです。

ドイツ・スイス・オーストリア・ベルギー方面は、鉄道旅行や中欧周遊とも相性が良いエリアです。到着都市から先の移動手段まで考えて航空会社を選ぶと旅程が組みやすくなります。

北欧や南欧は、直行便だけでなく欧州内乗継で行くルートも多いです。ヘルシンキ、リスボン、ローマなど、目的地に近い拠点を使えるかを見ると効率が上がります。

ヨーロッパ内の移動ではLCCが候補になります。ただし空港が市街地から遠いこともあるので、運賃だけでなく空港アクセスと手荷物料金も一緒に見たいです。
北米・中南米の航空会社

アメリカ・カナダ旅行では、到着都市と乗継地の組み合わせが大切です。航空連合を意識すると、マイルや乗継先の選択肢も見やすくなります。

北米内の移動では、大手だけでなく地域に強い航空会社も候補になります。地方都市へ行く場合は、乗継回数、遅延時の余裕、荷物条件を確認しておきたいです。

メキシコ、中米、南米へ行く場合は、日本から直行しにくい分、どこで乗り継ぐかが重要です。北米経由、欧州経由、中東経由を含めて比較すると選択肢が広がります。

南米内は距離が長く、都市間移動で飛行機を使う場面が多くなります。LCC系を使う場合は、荷物条件と空港の場所を必ず確認しておくと安心です。
オセアニア・インド周辺・アフリカの航空会社

オーストラリア、ニュージーランド、南太平洋方面では、国際線と現地国内線を組み合わせることが多いです。島旅は運航日が限られることもあるので、余裕のある日程が向いています。

インドやネパール方面は、国際線だけでなく現地国内線の選び方も大切です。特にインド国内移動は航空会社の選択肢が多いので、目的地と時間帯を見て選びたいです。

アフリカ方面は、日本からの直行便が少ないため、どの拠点で乗り継ぐかが旅程全体に大きく影響します。中東・欧州経由とあわせて比較するのがおすすめです。

南部アフリカや島国方面では、地域内の移動に強い航空会社が候補になります。運航日や乗継の少なさを優先すると、旅程が安定しやすいです。
補足:アシアナ航空は大韓航空との統合により、今後ブランドや運航体制が変わる可能性があります。VistaraはAir Indiaへ統合済みのため、この記事ではAir India Expressを掲載しています。ITA AirwaysやSASなど、航空連合が変わりやすい会社は予約前の最新確認がおすすめです。
航空会社を選ぶときの見方

航空会社選びは、最安値だけで決めるよりも、直行便・荷物・マイル・乗継の順に見ていくと失敗しにくいです。
直行便か、乗継便か
短い旅行なら直行便が便利です。価格が安くても、乗継時間が長すぎる便は現地で使える時間が減ります。特に初めての国では、直行便か乗継1回までにしておくと疲れにくいです。
手荷物・座席指定・機内食が含まれるか
フルサービスキャリアは預け荷物や機内食が含まれることが多い一方、LCCは必要なものを追加料金で選ぶ形が基本です。表示価格だけでなく、最終支払額で比較しましょう。
マイルや航空連合を使うか
ANAマイルを貯めたいならスターアライアンス、JALマイルを貯めたいならワンワールドの航空会社が候補になります。海外旅行が年1回以上ある人は、航空連合も意識しておくと後で効いてきます。
航空券選びの関連記事
航空会社選びでよくある質問
海外旅行ではどの航空会社を選べばいいですか?
初めての国や長距離旅行なら、直行便がある航空会社やフルサービスキャリアを優先すると安心です。慣れている旅行先や短距離なら、LCCを含めて総額で比べるのも候補になります。
航空会社は価格だけで選んでも大丈夫ですか?
価格は大事ですが、到着時間、乗継時間、預け荷物、座席指定、空港の場所も見ておきたいです。安く見えても、現地到着後の移動や荷物料金で差が縮まることがあります。
航空券を決めたら、到着後の移動と通信もセットで準備
航空会社やLCCを比較したあとに忘れやすいのが、現地到着後の移動と通信です。空港からホテルまでタクシーや配車アプリを使うなら、eSIM、地図アプリ、配車アプリを出発前に準備しておくと安心です。
海外旅行準備の関連記事
空港到着後すぐ地図・配車アプリを使うなら
配車アプリ、地図、翻訳アプリは、空港を出てから通信が切れると一気に不便になります。海外旅行前にeSIMを準備しておくと、到着直後の移動がかなり楽です。
次に確認したい海外旅行準備
この記事で準備の方向性が決まったら、通信・持ち物・現地移動もまとめて確認しておくと、出発直前に慌てにくくなります。
航空会社選びの次に確認したいこと
航空会社を決めたら、航空券の探し方、航空連合、現地到着後の移動アプリまで一緒に確認しておくと旅程が組みやすくなります。
まとめ:航空会社一覧は「価格」だけでなく「使いやすさ」で見る
航空会社は数が多いですが、旅行者目線では、直行便、乗継のしやすさ、手荷物条件、航空連合の4つを見ればかなり選びやすくなります。安さだけで決めず、旅程全体で無理がないか確認して選びましょう。
更新目安:2026年6月時点。航空会社の就航状況、LCCの手荷物ルール、航空連合の加盟状況は変わることがあります。
参考:IATA Current Airline Members、Star Alliance Members、oneworld Members、SkyTeam Airline Partners
