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【2017年訪問】ロンドン博物館完全ガイド|大英博物館・V&A・自然史博物館・ウォレスコレクションを1日で巡る

ロンドン博物館完全ガイド アイキャッチ
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👤 にちじょうくんのプロフィール

国内47都道府県を完全踏破、海外13カ国を旅してきた旅行ブロガー。広告タイアップなし・PR招待なし、すべて自分の財布で支払った体験だけを記事にしています。

ロンドン観光の最大の魅力のひとつが、世界トップクラスの博物館がほぼ無料で見られることです。パリ・ローマ・ニューヨーク——どこも素晴らしい博物館はありますが、ロンドンほど「気軽に・無料で・本気の展示」が揃った都市は世界的にも稀。この記事では、2017年に4泊6日で訪れた際に実際に巡ったロンドンの4大博物館を、見どころ・行き方・回り方のコツとともに紹介します。

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📝 この記事について
この旅行記は 2017年に訪れた当時の体験をもとにしています。展示内容や開館時間は変わる場合があるため、最新情報は各博物館の公式サイトでご確認ください。

🛂 2025年から英国入国にETA(電子渡航認証)必須化。これから行く方は出発前にオンライン申請を。

なぜロンドンの博物館巡りが「世界一お得」か

ロンドンの主要博物館(大英博物館・V&A・自然史博物館・科学博物館など)は、常設展がすべて入場無料。これは英国政府の文化政策によるもので、世界中の観光客にとっても住民にとっても、芸術・歴史・科学に触れるハードルが極めて低くなっています。

「無料だから内容も控えめ?」と思いきや、その中身は世界最高峰。大英博物館のロゼッタストーン、V&Aのキャストコート、自然史博物館のクジラ骨格——どれも「これを無料で見せていいのか」と驚くレベルのコレクションが揃います。

💡 ロンドン博物館巡りの効率的な回り方

主要博物館は地下鉄ですぐ移動できる距離にあります。実際にこの旅行では、1日でウォレス・コレクション → 自然史博物館 → V&A博物館 → ナショナル・ギャラリーを巡りました。入場料がないので「ちょっと寄って気になる展示だけ見る」という回り方ができるのが最大の強みです。

① 大英博物館(British Museum) — 世界史を一気に体感

大英博物館(British Museum)の正面ファサード外観
大英博物館の堂々たる正面ファサード。柱廊が威厳を感じさせる。

言わずと知れた大英博物館は、世界中から集められた800万点以上のコレクションを誇る、世界最大規模の博物館。エジプト・メソポタミア・ギリシャ・ローマ・アジア・アフリカ・南北アメリカと人類史をまるごと一望できる圧巻のスケールです。

入り口とグレートコート

大英博物館の正面の柱廊、階段と来館者
大英博物館の入り口前。世界中から観光客が訪れる。

正面の柱廊から入ると、すぐに有名なグレートコートが広がります。中央の円形リーディングルームを囲むように、ガラス天井の巨大な吹き抜けが訪問者を迎え入れます。建築家ノーマン・フォスター設計の現代的な空間と、古典様式の建物のコントラストが見事です。

大英博物館グレートコートのガラス天井ドーム
大英博物館のグレートコート。フォスター設計のガラス天井がモダンな空間を作り出す。

絶対に見るべき展示:ロゼッタストーン

大英博物館のロゼッタストーン(見学者が覗き込む)
大英博物館の至宝、ロゼッタストーン。古代エジプトの象形文字解読の鍵となった石碑。

大英博物館で最も有名な展示がロゼッタストーン。古代エジプトのヒエログリフ解読の鍵となった石碑で、紀元前196年のもの。いつも見学者で混雑しているので、覗き込むようにして観察します。同じ部屋にエジプトの大型彫刻が並ぶエジプト・ギャラリーがあるので、あわせてじっくり見たいエリアです。

エジプト彫刻ギャラリー

大英博物館のエジプト彫刻、ファラオの巨大なスフィンクス像
大英博物館のエジプト・ギャラリー。等身を超える巨大なファラオ像。

天井の高い大ホールに、ファラオ像やライオン像など等身を超える巨大な石像がずらりと並びます。カイロのギザ博物館に行かなくても、ここで古代エジプト彫刻の迫力を体感できます。

アッシリアの石彫レリーフ

大英博物館のアッシリア有翼精霊レリーフ
アッシリア帝国時代の有翼精霊レリーフ。3000年前の石彫が今も残る。

紀元前9世紀のアッシリア帝国の宮殿を飾っていた有翼精霊レリーフ。3000年前の石彫が、彫られた当時の繊細さをそのまま残しています。

大英博物館の古代壁面装飾レリーフ、人物行列の彫刻
古代文明の壁面レリーフ。人物の行列が精緻に彫られている。

アジア・南アジアの展示も充実

大英博物館のヒンドゥー教ナタラージャ(踊るシヴァ)の青銅像
踊るシヴァ(ナタラージャ)の青銅像。インドの宗教彫刻の傑作。

インドのナタラージャ(踊るシヴァ)の青銅像はじめ、ヒンドゥー教・仏教・東アジアの宗教彫刻も豊富。マヤ文明や南米の遺物まであり、半日では到底回りきれないボリュームです。

📍 大英博物館 基本情報
住所:Great Russell St, London WC1B 3DG
最寄り駅:Tottenham Court Road / Holborn / Russell Square
入場料:無料(常設展)
所要時間目安:最低2〜3時間、じっくり見るなら半日〜1日

② V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館) — 装飾美術の宝庫

V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)の正面ファサード外観
V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)の正面。装飾美術専門の世界最大級の博物館。

V&A(Victoria and Albert Museum)は、世界最大級の装飾美術・デザイン専門の博物館。彫刻・家具・宝飾・テキスタイル・ファッション・写真・建築模型まで、ジャンルの広さでは他の追随を許しません。

入り口で待ち受けるチフーリのシャンデリア

V&A博物館エントランスのドーム天井とチフーリのガラスシャンデリア
V&Aエントランス上部のチフーリ作のガラスシャンデリア。圧倒的な存在感。

エントランスを入ってすぐ、天井から吊るされたデイル・チフーリのガラスシャンデリアに圧倒されます。ガラス工芸の最高峰で、これだけで来た甲斐があるレベルの存在感。

キャストコート — 古代建築を実物大で

V&A博物館のキャストコート、巨大な石柱複製の展示
V&Aのキャストコート。古代建築の柱や彫刻を実物大で複製した圧巻の空間。

V&Aで最も人気のスペースがキャストコート。ローマのトラヤヌスの記念柱、フィレンツェのダヴィデ像など、ヨーロッパ各地の彫刻・建築を実物大の石膏複製で集めた巨大な展示室です。19世紀の「実物を見られない人々のために」という啓蒙精神が今に残った貴重なコレクション。

中世のゴシック祭壇衝立

V&A博物館の金色の彫刻装飾が施されたゴシック様式の祭壇衝立
V&Aの中世コレクション。ヨーロッパの教会から運ばれた祭壇衝立も展示。

ヨーロッパの教会から移設された金色の祭壇衝立(altarpiece)。聖人の彫刻と金箔が施され、当時の信仰心の篤さが伝わってきます。

武具と日本の甲冑

ヨーロッパの騎馬甲冑と並んで、日本の侍の甲冑も展示。海外の博物館で日本の文物に出会うとちょっと嬉しくなります。

豪華な装飾美術品

V&A博物館の金色の豪華な装飾品(燭台と聖杯)の展示
ヨーロッパの装飾美術品。金細工の精緻さに目を奪われる。

金細工の燭台、聖杯、宝飾品など、ヨーロッパ貴族の装飾美術コレクションがぎっしり。一つひとつの細工が信じられないほど精緻です。

📍 V&A博物館 基本情報
住所:Cromwell Rd, London SW7 2RL
最寄り駅:South Kensington(地下鉄ピカデリー線・ディストリクト線)
入場料:無料(常設展)
所要時間目安:2〜3時間(全フロアを見るなら半日)

③ 自然史博物館(Natural History Museum) — 建物自体が美術品

自然史博物館(Natural History Museum)の壮麗な建物外観全景
自然史博物館は建物自体が芸術品。ロマネスク様式の壮麗な外観。

自然史博物館は、V&Aのすぐ隣に建つ巨大な博物館。建物自体がロマネスク・リバイバル様式の壮麗な建築で、入る前から「この建物を見るためだけに来てもいい」と思えるレベルの美しさです。

メインホールのクジラ骨格

自然史博物館のメインホールに吊るされたクジラの骨格標本
自然史博物館の名物、クジラの巨大骨格標本がメインホールを支配する。

エントランスホールの天井から吊るされたシロナガスクジラの骨格標本「Hope」が圧巻。長さ25mの実物標本が空中に浮かんでいる光景は、初めて見ると思わず声が出ます。

子どもにも大人気

自然史博物館の展示、赤ちゃんがミニ恐竜のオブジェにまたがって遊ぶ
自然史博物館は子連れに大人気。恐竜のオブジェで遊ぶ子供たちの姿も。

恐竜の骨格・隕石・鉱物・古生物の標本など、子どもが夢中になる展示が満載。小さなお子さん連れの家族も多く、館内はいつも活気があります。恐竜の動く模型は子どもたちに大人気でした。

📍 自然史博物館 基本情報
住所:Cromwell Rd, London SW7 5BD
最寄り駅:South Kensington(V&Aと同じ駅)
入場料:無料(常設展)
所要時間目安:1.5〜2時間

④ ウォレス・コレクション — 知る人ぞ知る穴場

ウォレスコレクションの華やかな室内、緑の壁と金色の暖炉装飾
ウォレス・コレクションの内部。18世紀フランス貴族邸宅をそのまま使った美術館。

ウォレス・コレクションは、ロンドン中心部のマンチェスター・スクエアにある18世紀のフランス貴族邸宅をそのまま使った美術館。観光客が比較的少なく、ゆっくり鑑賞できる穴場スポットです。

ウォレスコレクションの天使の大理石彫刻とタイル装飾の壁
ウォレス・コレクションには彫刻も多数。マイナーながら超穴場。

内部はまさに貴族の屋敷そのもの。緑の壁に金箔の暖炉装飾、シャンデリア、絵画、彫刻、武具——裕福だった一族の収集品がそのまま展示として残っています。フラゴナールの「ぶらんこ」など、フランス・ロココ美術の傑作も所蔵。

📍 ウォレス・コレクション 基本情報
住所:Hertford House, Manchester Square, London W1U 3BN
最寄り駅:Bond Street(地下鉄セントラル線・ジュビリー線)
入場料:無料(常設展)
所要時間目安:1〜1.5時間
※大英博物館に比べて小規模で、サクッと見て回れるのも魅力。

博物館巡りの効率的なモデルコース

今回の旅行では、5/1の1日で4つの博物館を巡るという欲張りプランを実行しました。結果として無理なく回れたので、参考までに紹介します。

時間スポット移動
10:00〜11:30ウォレス・コレクション— → 地下鉄
12:30〜13:30自然史博物館→ 徒歩2分
13:30〜15:30V&A博物館→ 地下鉄
16:30〜18:00ナショナル・ギャラリー(トラファルガー広場)

入場料がないので「見たい展示だけサクッと見る」という回り方が可能。これが有料施設だと「元を取らなきゃ」とつい全部見ようとして疲れますが、無料だと気軽に切り上げられるのが大きいです。

大英博物館はボリュームが大きいので、別の日に2〜3時間以上かけてじっくり訪れるのがおすすめ。今回も初日(4/30)の到着日午後と、5/4の最終日朝の2回に分けて訪問しました。

まとめ:ロンドンの博物館は時間を作って回る価値あり

ロンドンの主要博物館は無料・世界最高峰・徒歩圏内と三拍子揃った世界でも稀有な観光資源です。

「観光客が行く所」というより、地元の人が学びに来る場でもあり、館内の雰囲気にも落ち着きがあります。雨の日の予定にも最適。次回ロンドンを訪れる際も、必ずまた巡りたい場所です。

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ABOUT ME
にちじょうくん
はじめまして、にちじょうくんです。 国内は47都道府県を制覇、主要観光地は600か所以上。海外は13カ国・200か所以上を旅してきました。 基本はひとり旅。国内は飛行機・新幹線+レンタカーで気ままに、海外は自分で調べて歩きつつ、要所ではオプショナルツアーも組み合わせます。 30代/男性/東京在住/独身。
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